木材の経年変化を観察して8週間
前回の記事「木材の経年変化について検証(4週間経過)」より日当たりのよい窓辺に置いてさらに4週間が経ちました。
早いもので検証し始めて8週間が経ちましたがその後の木材の変化の様子をお伝えします。
結果としては、前回までに変化したものを含め、7種類全ての木材に変化がでました。
8週間後のそれぞれの木材の変化について
ウォールナット材
8週間経過して、ようやく少し変化がありました!ウォールナットの上半分が際立った木目が少し落ち着き、少し黄色に薄く変化してきたように思います。
さらに1カ月後は変化が見られるかと思いますので、引き続き検証していきます。
オーク材ははっきりと黄色く変化
オーク材は4週間前に比べ、今回ははっきりと上半分が黄色く少しくすんだ様な変化しているのがわかります。実物ではもう少しはっきりと変わっているのですが、画像ではちょっとわかりづらいかもしれません。
タモ材は少しだけ黄色く変化
タモ(アッシュ)材については、光の当たる角度によって変化が分かりづらいですが、こちらもはっきりと色の変化が確認できるようになりました!
画像でも少し確認できますが、白い光沢部が黄色く変化してきています。恐らく光沢部以外も変化しているのでしょうが、もとから黄いので今のところほとんどわからないのかもしれません。
サクラ材
前回(4週間経過)からはっきりと変化が分かるようになってきたサクラ材。すっかり黄色く変化しました。
まだまだ色が変わっているようなので、次回はより黄色に変化していることかと思われます!
メープル材
検証初期段階から変化し始めたメープル材ですが、画像でもはっきりと変化が分かるほど黄色に変化してきました。今回は黄色に加え、少しくすんだ味わい深い色合いに変化しています。
変化も次の段階になったようで、どのように変化していくか待ち遠しい。
アルダー材
はっきりと画像でわかるほど、アルダーも変化してきました。すっかり赤みも抜け、現在メープル材は少しくすんだ感じの黄色ですが、こちらは垢ぬけたようにすっきりとした黄色をしています。
ブラックチェリー材
こちらは変化が激しい事で有名なブラックチェリー材になります。2、3日日光浴させただけで変化し始めたわけですが、今回は4週間目よりも少し濃さを増して渋い色合いに。
直射日光下では最初の1週間でほぼ変化してしまい、あとはかなり緩やかな変化のようです。引き続き検証は進めますが、今後はそこまで変化はなさそうなので、ブラックチェリー材についてはこの辺で一旦終了します。
今後も引き続き検証してきます!
8週間後ということで全ての木材に変化が現われてきましたね。
天然木のため、その時その時に取れる木材やお使いの環境により、変化にかなりの違いがでるかとは思いますが、あくまで一例として引き続き変化を検証していければと思ってます。
今回からウォールナットも変化が顕著に現われ始めましたし、まだまだ楽しめそうです。
次回は経過を観察しながら決めていければと思っていますが、次回は12週間後(開始から3ヶ月後)にご報告できればと思っております。
次回
- 木材の経年変化について検証(12週間[3ヵ月]経過)
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