
サンドペーパーは木目方向に!
当ブログでは何度か木材の手入れ方法について取り扱ってきたわけですが(例えば「オイル塗装メンテナンス(経年変化の検証)」とか)、その際に何度も「サンドペーパーは木目方向にかけよう!」と注意書きしてきたわけですが、今回実際に木目に直行して荒ペーパーをかけて見ました。
果たして木材の運命やいかに!!!
縦傷はとれにくい

皆様、おわかり頂けたでしょうか。
今回は傷がよくわかるように#180ほどの荒ペーパーで木目に直行して軽くペーパー掛けしています。木目方向にペーパー掛けしてもそんなに目立たないペーパー痕も、直行してしまうと何回か往復しただけでも結構傷が目立つのが写真で良くわかるかと思います。
撮影しやすい傷を作るため今回は荒ペーパーで行っていますが、普段お手入れに使用する#320や#600ほどのサンドペーパーでもやはり小傷が入ってしまいます。
木目に直行した傷は光の加減によってはかなり目立ってしまうんですよね。しかも(がっつり傷を入れない限り問題はありませんが)木目に直行した傷は補修が大変です。
木そのものを使っている無垢材であればいいのですが、天然木を薄くスライスして使っている突き板材の場合(「無垢と突き板の違い」)、補修出来てもサンドペーパーで削った分下地の色が強く出てしまいますので、なるだけペーパー掛けする量を増やさないよう必ず木目に沿ってペーパー掛けしてくださいね。
気付いた時には、、、ではもはや手遅れです(涙
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